膵臓の英語略語、急性膵炎AP、慢性膵炎CP、膵臓がんPC
膵臓に関する今年のガイドライン改定
急性膵炎は診断後すぐに抗菌薬投与を検討、大量点滴・経腸療法を開始
慢性膵炎は早期発見のための診断基準、慢性膵炎の半分は石ができる。すい石症の新しい治療法。
膵臓は長さ20センチ厚さ2センチ、薄いところだと1センチの黄色い臓器。
膵臓の働きはインスリンの分泌。血糖を調節。
膵液を分泌。(もっとも強力な消化液)
胃の中で3時間か6時間かかってお粥になり十二指腸に流れてくる。
十二指腸からホルモン。
膵液を出しなさいという指令。
膵液が流れてくる。胆汁も流れてくる。
同時に流れてくる。
お粥状になった食べ物が混ざって十二指腸から小腸で分解されて消化していく。
炭水化物 たんぱく質 脂質
唾液 アミラーゼ
胃液 ペプシン
膵液 アミラーゼ トリプシン リパーゼ
膵液というのは炭水化物、たんぱく質、脂質は三大栄養素ですが全てを溶かす力がある。
最低でも1000cc、1500ccも出されている。
アルコールや胆石などのによって膵臓内で活性化。
膵臓を溶かし、自己消化してしまう。
血管や動脈壁を壊し大出血も。
急激に起こると急性膵炎。
アルコールを慢性的に起こると慢性膵炎。
急性膵炎:AP acute pancreatitis:重症患者の死亡率10%
慢性膵炎:CP chronic pancreatitis:完治しない。進行すると糖尿病や消化に障害
膵臓がん:PC Pancreatic Cancer:最も治療が難しい癌の一つ(消化器癌の中で一番治療成績が悪い)
急性膵炎→15%慢性膵炎→数パーセントすい臓癌→早期のすい臓癌で急性膵炎になる
簡単なのはエコー。造影CTがいい。
背中みぞおちが痛い、ムカムカする。
胃が悪いんだと思って薬を飲んでもよくならない。
自己診断しないで病院に行くのが大事。