網膜症、脳血管障害、心筋梗塞、閉塞性動脈硬化症、腎症、潰瘍、壊疽、末梢神経障害
糖尿病になると血糖を下げるホルモンのインスリンが分泌されなくなったり効かなくなったりして
慢性の高血糖になる。この状態が続くと全身の太い細い血管がダメージを受けるため
目や腎臓などの細い血管を持つ組織や、臓器で、網膜症、腎症、神経障害などが起こる。
太い血管は動脈硬化を起こし、心筋梗塞、脳梗塞、足切断のケースもある下肢閉塞性動脈硬化症を起すこともある。
血糖コントロールの目標値
目標 血糖正常化を目指すHbA1c6.0未満、合併症予防のための目標HbA1c7.0未満、治療強化が困難な際の目標8.0未満
肥満などが原因で血糖値を適切に下げられなくなる糖尿病。
多くは気付かないまま進行し、目の網膜や腎臓、神経、足の動脈などに重大な合併症を起す。
そこで日本糖尿病学界は合併症予防のため過去1〜2ヶ月の平均血糖値をあらわす、
HbA1c(糖化ヘモグロビン)のわかりやすい目標値を設定し、
6月から臨床の場で運用を始めている。
段階ごとに明確化に目標値を示すことで患者にも治すという強い意志を持ってもらう狙いもあるそうです。
仕事の休みの日の趣味はパチンコで、開店から閉店まで打ち続け、その間、コーヒーとタバコのみ。
パチンコの収支は黒字で辞めれない。
パチンコで打ち終われば夜にドカ食いする。
平日は昼ごはんはコンビニの味の濃い弁当。おまけに長時間労働。
糖尿病になる若者の特徴は、病気に詳しくないこと。
会社の健康診断で段々悪くなる結果を見ても、大丈夫大丈夫と何も思わず、
時がたち、糖尿病の飲み薬を飲まず、速攻でインシュリンになってしまった。
(インシュリンはお腹に自分で注射を打つ治療で、糖尿病治療の最終段階)
糖尿病の初めのHbA1c6.0未満は、食事や運動療法だけで糖尿病から脱出することが出来るかもしれない段階。
病院は薬を出すだけではない。病気が進行しないように食事や運動でよくなるんであれば
その方法を情報を提供することも医療。
食事や運動療法でも改善しなければ、次の段階、薬を投薬する。
薬物療法でもスムーズに改善できる人もいる。
一方で治療を強化することが困難な場合、HbA1c8.0未満であれば 患者の年齢や糖尿病羅漢期間、低血糖の可能性など医学的な判断や生活支援の状況を含め 医者が個別に判断する必要がある。
糖尿病の血糖コントロール目標値は患者と医療支援者が一緒になって治療を目指す、目標値として利用してもらいたいと話している。